ホームページ制作を成功させる「画像の載せ方」3つのポイント

繁盛するhp画像を編集中

ホームページを制作するにあたって、使用する画像選びは非常に重要な仕事です。ホームページは、テキスト、映像、音声なども含めてさまざまなメディアを使用して制作することができます。

ホームページを制作してお店や会社の商品をお客様に宣伝するときに、商品を説明するテキストも大変重要です。しかし、商品の良さをダイレクトに伝えるためには、質の良い画像を準備してホームページを制作することは欠かせません。

また、商品の画像だけではなく、会社の画像、雰囲気を伝える素材画像、会社経営者やスタッフの画像を提供することは、お客様に大変大きな安心感を与えます。そのような観点から、ホームページ制作に必要な素材画像選びは大変重要な仕事であることがわかります。

ホームページを制作するにあたって、商品の実際の商品の良さを伝える画像を入れること、出来るだけ人物の画像を入れること、そしてホームページ内で、さまざまな場所に積極的に関連する画像を使用して制作することが非常に重要になってきます。

 

ホームページに商品の良さを伝える画像を載せて制作する

ホームページ制作時には、必ずきれいに撮れた商品の画像を載せることをお勧めします。業種によっては、サービスなど商品画像を直接載せることが難しいものもあります。ホームページには、直接取ったの商品の写真ではなくても、それを表現するような画像を載せて制作することをお勧めします。

商品画像をホームページに載せるメリット

ホームページに商品の実際の画像を載せると、リアルな商品の状態を確認できるので、お客様に大きな安心感を与えることができます。

制作されたお店や会社のホームページにアクセスして、各商品のページにアクセスしたときに、どんなに商品の詳細な説明があっても、商品の写真がホームページにまったくないと、なかなか安心して商品を注文しようとは思わないでしょう。

例えば、あなたがインターネットで家具を販売していたとします。ホームページ内で、販売しているイスやテーブルなどを紹介するページを制作したとします。

このときに、ホームページ上でいくらテキストで事細かに販売しているイスやテーブルの状態を説明しても、実際の写真の画像が載っていなければ、お客様はこの家具に対して納得してもらうことは難しいと思います。

逆に、ホームページにテキストがあまりなくても、数枚の写真を掲載して制作すれば、お客様にはどのような状態なのか容易に伝えることができます。

写真には、文章とは決定的な違いがあります。制作されたホームページ上で、文章で何十行にもわたって説明するよりも、写真でその商品の色や形状、質感や傷の有無などを見せた方が、一瞬で物事を伝えることができるのです。

それに、ホームページで詳細な長文のテキストを読んでいては疲れてしまいます。人はテキストだらけで制作されたページを見るよりも、どちらかというと絵の多いページを好みがちです。

また、写真であれば、他の人と簡単に共有して商品を買うかどうか検討することができます。リビングに置くテーブルを買おうとしたときに、ホームページに書かれた長ったらしい文章を見せるよりは、お目当ての商品の、何枚かの写真を家族に見せた方がはるかに説得力があります。

そして、一番の理想は、ホームページにしっかりと商品を把握できる写真を載せて制作することと、バランスよく説明テキストを載せることです。

このように、ホームページを制作して商品をインターネットで販売する場合、商品の画像を充分にのせることは最低限必要なことです。一見当たり前のようですが、案外おろそかになりがちのように思われます。

ホームページ制作における良い商品画像とは

ホームページに商品の画像を載せて制作することは非常に重要です。そして、どうせ載せるなら、良い写真を選んで載せることです。

ホームページに悪い写真を載せてしまうと、その時点でお客様の関心が離れてしまう恐れがあります。このため、見栄えの良い写真をホームページに載せて制作することで、ビジネスチャンスをつなげた方が良いことは言うまでもありません。

では、どのような商品画像がホームページ制作時に良い写真といえるのでしょうか?それはズバリ、その商品の魅力をしっかりと表現している写真ということになるでしょう。

ある商品の商品画像を撮ろうとする場合、カメラの撮影の仕方をこだわった場合と、こだわらない場合とでは、相当な差が出ます。これは、カメラが趣味の方はよくご存じかと思われます。

一口にカメラといっても、様々な種類のカメラがあります。一般的に普及しているコンパクトデジタルカメラもあれば、昔からプロが使っている一眼レフもあります。そして、最近ではスマホのカメラもめざましく性能が上がってきています。

例えば、中古車をカメラで撮影して、ホームページに商品画像として載せて制作するとします。この時に、一眼レフを使用して撮影すとします。カメラのシャッタースピードや絞り値の設定で、同じ時間に同じ場所で同じ車を撮影しても、まったく違う仕上がりになります。

また、撮影の時は天候も大きく左右します。晴れた日に車を撮影すれば、さわやかで明るい雰囲気になるでしょうし、曇りの日に撮影すれば、暗く、どんよりとした印象になるかもしれません。

このような理由から、商品画像一つをとっても、様々な要素が左右します。ホームページ制作に使用する、お客様から見て魅力的な商品の写真を撮るためには、カメラの種類や設定、天候など様々な要素を考慮して撮影必要があります。そうすることで、最高のコンディションに商品画像を仕上げることができるでしょう。

制作するホームページにサービスの商品画像を載せるには?

車や家具、食べ物などは、商品を直接、上手に撮影すればよい商品画像をとることができます。それでは、保険やホームページ制作、マッサージなど、物理的な形のない、サービスはどのように商品画像を制作するホームページに載せれば良いのでしょうか?

この場合は、商品自体に物理的な形がないので、様々な画像を使用して、品質の良さを表現してホームページを制作することになります。

例えば、ホームページ制作の商品が物として存在するわけではないので、それ自体は撮影できません。この場合は、制作サービスに関わる概念図や、イラストなどを利用して、サービスのイメージを表現していきます。また、制作している風景や素材画像を利用して、イメージアップにつなげてもいいかもしれません。

整体やアロママッサージのサービスの商品紹介をする場合は、マッサージをしている風景などを載せてホームページを制作しても良いでしょう。また、アロマオイルなどのきれいな画像を載せて制作しても良いかもしれません。

このように、サービスなどのように直接的な形がない場合は、それをイメージさせるような素材画像を駆使して、良い商品であることを印象付けることができます。サービスを利用している風景や、概念図などを利用することによって、姿形のないサービスでさえ、良い商品画像をホームページに載せて制作することができます。

 

ホームページに積極的に人物の画像を入れて制作する

会社やお店の親近感をアップさせたり、商品に注意を引くために、ホームページにはできる限り人物の画像を載せて制作することをお勧めします。

社長やスタッフの顔を載せて信頼感アップ

ホームページには、出来るだけ社長や店長、スタッフなどの写真を載せて制作することをお勧めします。当然のことながら、ホームページに責任者やスタッフの写真を載せて制作したほうが、そのお店への親近感や信用度がアップします。

例えば、お客様が念願のマイホームを建てたいと、不動産屋さんを探していたとします。この場合、少しでも信用のおける不動産屋さんを探そうと、いろんな不動産屋さんが制作したホームページをチェックします。そのときに、社長やスタッフの笑顔の顔写真があると、安心感はかなり違ってくるでしょう。

写真を載せて制作するということは、それだけでも良い印象を与えます。顔を公開するということはそれなりに覚悟のいることです。私はこういう仕事をやっていますということを公にするわけですから、顔を出さない人よりは信頼感が上がるのは当然のことです。

人は人物が写っている写真に目が行く

もう一つ、ホームページに積極的に人の画像を使用して制作した方が良い理由があります。それは、人は人物が写ってる写真に注意が行くし、印象に残りやすいということです。

例えば、学習塾のホームページを制作したとします。ただ単にテキストなどの教材しか写っていない写真よりは、先生や生徒が教室で教材を使って勉強している風景を載せた方が興味が湧くでしょうし、印象に残るでしょう。

これは、自分が授業を受けているイメージを想像する助けになりますし、その学習塾の授業の雰囲気もうかがい知ることができるからです。

また、人は、人物の目線の先を見るという性質があります。この性質は広告を制作するテクニックとしてよく知られており、ホームページ制作にも応用ができます。

よく、広告で女性が商品を手に持って笑顔で見ている写真や、こちらを見ている写真を目にすることがあります。制作したホームページで商品に注意を引きたい場合には、こういった手法を使って制作すると大変有効です。

このように、人は、人が写っていない写真よりは、人が写ってる写真に注意が行くという性質があることがわかります。このような性質を利用することで、より集客が見込めるホームページを制作すことが可能になるのです。

 

ホームページのコンセプトに関連した画像を全体にちりばめて制作する

最後に、お客様にお店や会社のイメージをしっかりと伝えるために、ホームページ内で全体的に、会社やお店のコンセプトに関連した素材画像をちりばめて制作するようにします。

お客様は、ホームページを通して、お店や会社の雰囲気をなんとか知ろうとします。なので、出来るだけトップページのスライダーや各コンテンツのリンクボタン、説明テキストの補助画像には、会社の雰囲気やイメージするものを伝える、厳選した素材画像を積極的に使うようにします。

例えば、トップページのスライダーには、お店の外観や店内の様子の画像を使用したりします。そうすることで、お店の賑やかな雰囲気や、店内のお客様を引きつけるような商品のラインナップを見せることができます。

また、各カテゴリー用のサブページのトップに、そのカテゴリを表す綺麗な素材画像を使えば、ホームページ全体の印象も良くなります。また、検索エンジンなどでサブページに直接アクセスしてきた人にも、そのページの画像を見ることで、直感的に様々なことを伝えることが可能となります。

 

まとめ

ホームページを制作する上で、いかに画像の役割が重要かわかるかと思います。画像に気を配ることで、そのお店や会社の良さをダイレクトに伝えることができます。そうすることで、お客様に良い印象を与え、お店や会社の繁盛に結びつけることができるでしょう。

著者紹介

松川 幸一
ホームページズ沖縄 代表

沖縄県那覇市生まれ。ホームページ制作のエキスパート。興南高等学校卒業。京都コンピュータ学院卒業。京都大学院大学ウェブビジネス技術研究科修了。情報技術修士。石材関連会社で会計システム導入・ウェブ制作プロジェクトを推進。二児のパパ。趣味は読書とドライブ。


記事の著者

沖縄で高集客ホームページを格安で制作するには

お店や会社のホームページを制作することは、今や当たり前の時代になってきています。他のお店に比べて、少しでも自社の商品をお客様にアピールした方がいいことは言うまでもありません。

しかしながら、ホームページの制作は敷居が下がったとはいっても、いざ作ろうとすると戸惑ってしまうものです。どこで制作すればいいのか、予算はどれくらいかかるのか、なかなかわかりにくいものです。

ホームページを一般的な制作会社に依頼すると、基本的には20~30万円はかかってしまいます。しっかりしたホームページを作ってもらおうとすると、100万円は超えてしまうでしょう。

しかし、何十万円かけないと、効果的なホームページを制作できないかというとそうではありません。ホームページを制作して、お店や会社にお客様を呼ぶためには、自社の商品と会社の情報をしっかりと載せることにあるのです。そのためには、無料のブログでも構いませんし、無料のCMSであるwordpressなどのを利用してホームページを制作しても良いのです。

沖縄で格安で効果的なホームページを制作するには、無料ブログを利用する、自身でワードプレスを導入して立ち上げる、県内でホームページを安く制作してくれる業者を見つけて依頼する、などという方法があります。

 

無料ブログでホームページを制作

フリーブログを見る女性

一番手っ取り早くホームページを制作する手段に、無料ブログを使う方法があります。制作はいたって簡単で、それぞれの無料ブログのホームページにアクセスして、アカウントを作成するだけです。沖縄県内でホームページを制作する場合でも本土と同様、アメーバブログやライブドアブログなどのメジャーブログを使う方法があります。その一方で、現在ではTIDAブログなど、県内特有のブログサービスを使用する方法もあります。

無料ブログの種類

アメーバブログ

有名なIT企業であるサイバーエージェントのブログです。最もメジャーなブログの一つでしょう。芸能人などの有名人が利用しているので知っている方も多いともいます。沖縄県内でも使用している人が多数います。

ライブドアブログ

こちらも、大変有名なIT企業のライブドアが運営しているブログです。アメーバブログと同様に、国内でも最大規模クラスのブログサービスです。芸能人などの有名人が多数利用しています。多くの沖縄在住の方々が利用しています。

FCブログ

こちらも大変メジャーなブログサービスです。FC2ブログは、元々はホスティングサービスの会社だったようですが、今ではさまざまなサービスを展開している企業でもあります。

TIDAブログ

沖縄に特化したブログです。沖縄で利用している方が非常に多いようです。

 

無料ブログのメリットとデメリット

 

メリット

費用は全くかからず、思い立ったらすぐに立ち上げられるところです。また、編集画面も非常によくできており、ホームページ制作で必要なHTML (HyperText Markup Language) の知識が全くなくても、簡単にブログを書くことができます。

ホームページを制作するには、基本的にはHTMLなどの知識を必要とします。最近はホームページ制作ソフトやオンラインのホームページ制作サービスもかなり自動化されてきて、かなりHTMLをさわらなくても制作できるようになってきました。しかし、HTMLの知識なしでは、ホームページ制作の過程で細かい部分の設定が難しくなります。本格的にホームページを制作するためには、やはりHTMLの理解が必要になってきます。

その点、ブログはページのレイアウトが非常に単純化されているため、通常のホームページを作成する際に必要なHTMLなどの専門的な知識がまったくなくても制作できます。

このため、学生やシニアの方まで、幅広い年齢層の方が、無料ブログサービスを利用してブログを始めています。

また、芸能人やスポーツ選手など、有名人も無料ブログが多いように思われます。これは、大手IT会社が提供している無料ブログサービスは、巨額の宣伝費を投じます。日本全国の方にブログを利用してほしいため、芸能人などの有名人に利用してもらって宣伝をしているようです。

このため、非常に有名であるため、使い方の情報が豊富です。どうやってやればわからない時などは、サーチエンジンなどですぐに情報が見つかります。

このように、無料ブログはすぐに立ち上げることができるという大きなメリットがあります。制作には専門的な知識がまったく必要ないため、ホームページ制作に付き物のHTMLなどの知識がなくても、今すぐにでも制作が可能になります。また、大手が提供しているブログは、日本全国で利用されており、使い方の情報も多いため、困ったときにすぐに解決策が見つかるというメリットもあります。

デメリット

無料ブログの強みは何といってもお金がかからないということですが、通常のホームページにはないデメリットがあります。

一つは、ブログにアクセスした人が、何か情報をページ内から見つけ出そうとした際に、非常に効率が悪いということです。

ブログは基本的に時系列で情報を整理します。なので、何か情報を探そうとしたときに、日付順で情報を見ていくことになります。このため、ある決まった情報を見つけようとした場合に、一日一日記事を見ていかなければならないため非効率です。

ブログ以外の、普通に制作された一般的なホームページであれば、何か情報を調べようとしている人に、分かり易くトップページをデザインすることができます。

例えば、通常のホームページの場合だと、トップページにそのホームページの主要なコンテンツを表すボタンリンクを配置して制作し、分かり易く表示することができます。また、メニューバーのメニューからたどっていくことで、自分の求めている情報を探し出すこともできます。

このように、普通に制作されたホームページを見ている人は、ホームページにどのような情報があるかを、トップページなどを通して把握しやすいといえます。

例えば、あなたが中古で車を探していたとします。車種はトヨタのプリウスを探しているので、それを探すため、ある中古車屋さんのホームページにアクセスしたとします。

ところが、そのホームページがブログだった場合、あなたはひとつひとつブログの内容をわざわざチェックして行かなければなりません。

これが、ブログではなく、普通に制作されたホームページだった場合、トップページから商品ラインナップのページを開き、車の種類からトヨタを選んで、プリウスを選び、プリウスの値段まで比較することも簡単にできるでしょう。

また、ブログのもう一つの弱みは、ページのレイアウトがほとんど決まっているということです。このため、制作に自由がききません。レイアウトにこだわりがなければ、気軽に内容が更新できるためメリットともいえるのですが、その分小回りがきかないのが難点です。このため、ブログを会社のコーポレートサイトとして使用するのはあまりおすすめできません。

このように、ブログは編集する側にとっては気軽に発信できると言うメリットがある一方で、情報の整理がしにくく、アクセスする側にとっては目的の情報にたどり着きにくいと言う難点があります。

また、ひとつのページのレイアウトが非常に単純化されているので、気軽に更新できるのですが、レイアウトの制限に縛られると言うデメリットがあります。

 

ホームページ制作をWordPressを使って自分でする

WordPressロゴ

二つ目の方法は、WordPress(ワードプレス)を使って、自社でホームページを制作するものです。最近では、WordPressを自分でサーバーにインストールして、お店や会社のホームページを立ち上げる方も増えてきました。沖縄県内の企業や店舗でも、WordPressを利用して自社のホームページやお店のホームページを制作して運営する人が増えています。

WordPressはCMSというシステムの一つです。CMSはcontent management system の略で、日本語ではコンテンツ管理システムと言います。このシステムを使うことにより、HTMLやPHP言語を扱えなくても、ホームページの各ページを制作したり、ブログを単独で立ち上げたりできます。

ただし、気軽にWordPressでホームページ制作やブログが書けるようになったと言っても、やはり自分でプログラムをサーバーにインストールしたりするのは手間がかかります。MySQLなどデータベース設定も必要となってきます。WordPressでホームページを制作するには、参考書を買ってきてそれなりに勉強するくらいのつもりで挑む必要があります。

このため、会社やお店に専用の担当者がいてホームページを制作できればいいのですが、そうではない場合、設定や技術的なことに手間取って、思いのほか時間がかかるかもしれません。

 

沖縄県内の格安なホームページ制作業者を見つけて依頼する

新しいホームページの打ち合わせ

もうひとつの方法は、沖縄県内で、リーズナブルな制作費のホームページ制作業者を見つけて、制作してもらうという方法です。

ホームページを安く制作すると、クオリティーが下がってよくないと思われる人もいるかもしれませんが、一概にそうとは言えません。

むしろ、最近のホームページは装飾的な部分にコストがかかりすぎているように思われます。

例えば、コンテンツ リンクなどを例に挙げてみましょう。よく、商品の紹介ページのリンクを、チラシなどのように、綺麗に画像加工して作っているものをよく見かけます。

じつは、この画像加工自体が非常に時間がかかり、コストを上げる要因になっていると考えられます。

本質的には、会社やお店に必要なホームページは、商品の内容と価格に関する情報、お店や会社に関する情報などです。

そして、価格の安さやお店の安心感を演出するために、ホームページに使用する画像やテキスト、映像などを用意して、お客様に安心して買い物をしてもらいます。

大切なことは、シンプルでもいいから、効果的な画像と、内容のあるテキストを用意してホームページを制作することです。

アメリカの伝説のコピーライターであるジョン・ケープルズ(John Caples)は、名著「ザ・コピーライティング」でこう書いています。

広告の最大の役目は商品を売り込むこと。したがって、レイアウトやビジュアルを考える際、売込みが第1目的であり、芸術性は二の次なのだ。

ホームページのデザインをシンプルにすることで価格を抑えて、しっかりとした内容を用意することで、低価格で効果的なホームページを作ることができます。ですので、高額なホームページ制作費用を払わなくても、本当に効果的なホームページを制作することは可能なのです。

著者紹介

松川 幸一
ホームページズ沖縄 代表

沖縄県那覇市生まれ。ホームページ制作のエキスパート。興南高等学校卒業。京都コンピュータ学院卒業。京都大学院大学ウェブビジネス技術研究科修了。情報技術修士。石材関連会社で会計システム導入・ウェブ制作プロジェクトを推進。二児のパパ。趣味は読書とドライブ。


記事の著者

必見!ホームページ制作で驚くほど集客できる3つのポイント

看板を設置する店員

現在、日本では1億人84万人以上がインターネットを利用していると、総務省がインターネットの普及率について発表しています。今や、大多数の日本人がネットを利用して、買い物したり、自分が行こうとしているお店を探したりしています。

インターネットが普及する前、広告といえば、チラシ新聞広告テレビCMが主流でした。今でもそれらの広告媒体は重要ですが、ホームページの役割は大きくなり、会社や店舗のホームページを制作することは当たり前になりつつあります。

集客の方法論を考えた場合、ホームページとそれ以外の広告媒体は、全く別物だと思えるかもしれません。しかし、ホームページを制作するの集客法は本質的にほとんど同じだということです。

結局のところ、商品の宣伝は、商品が他よりも安く、良い商品で、安心して買い物ができるということをアピールすることが重要です。

そして、制作されたホームページが他の広告媒体と違うところは、SEO対策、つまり、Googleなどの検索エンジン対策が必要だということです。

ホームページ制作で集客を成功させるには、安さのアピール安心感のアピールSEO対策が重要です。

 

ホームページを制作して安さをアピール

スマホを見て驚く女性

他のお店で商品を買うのではなく、自分のお店で買い物をしてもらうためには、他店よりも安いことをアピールしなければなりません。

安さをアピールする方法は2つあります。一つは、他社より価格を安くして、価格自体が安いことを強調する方法です。もう一つは、価格が同じだったとしても、他のお店よりも、より商品価値が高いことをアピールする方法です。

そして、それらをアピールするには、ホームページを制作して行うことは非常に強力な手段になります。

ホームページを制作して価格自体の安さのアピール

他店よりも価格の安さに自信がある場合、ホームページを制作して値段が安いことを強調してアピールすることが効果的です。

例えば、お店でコーヒーを販売するとします。その地域でコーヒーが200円でしか販売していないとします。あなたが、お店でコーヒーを150円で販売していれば、その地域のお客様は、あなたのお店でコーヒーを買うことになるでしょう。

しかし、あなたのお店が地域で一番安いことをみんなに周知してもらわなければなりません。

こういった場合、ホームページを制作する際に、他店よりも価格が安いことを強調することで、多くの人があなたのお店で商品を買ったほうが良いことをアピールすることができます。

ホームページを制作して同じ値段での価値の高さのアピール

価格は同じでも、他店の同様な商品よりも、価値が高いことをアピールする方法もあります。

商品の価格が他のお店とあまり変わらないことがあるかと思います。そういう場合は、他店とは同じ価格でも、価値が高いことをアピールすることができます。

例えば、先ほどの例と同じように、あなたのお店でコーヒーを150円で販売していたとします。そして、他店でも同様にコーヒーを150円で販売していたとします。

この場合、価格が並んでしまうため、お客様はあなたのお店の方に行く理由がありません。そういう時は、あなたのお店の商品が、他のお店の商品と同じ値段でも、より価値が高いことを示せばいいわけです。

コーヒーの値段は他の店と同じ150円ですが、厳選された高品質のコーヒー豆を使用していることをホームページを制作して宣伝します。また、焙煎にも相当なこだわりがあることをホームページでしっかりとアピールします。

そうすると、価格は同じコーヒーでも、より高い価値を持っていることがアピールできます。つまり、値段は同じでも、価値に比べて安いことをホームページでアピールすることができるわけです。

広告としてホームページを制作する強み

ホームページは、広告として価格や価値をアピールするのに有利です。

ホームページは他の広告媒体と比べても、値段や良さをアピールすることに向いています。それは、他の媒体と比べて、簡単にホームページ内のページを制作して広告内容のボリュームを増やせるからです。

広告媒体はさまざまな種類があります。

具体的には、チラシ、新聞広告、テレビCM、ラジオCMなどがあるでしょう。これらの媒体と比べて、ホームページはチラシや新聞広告、テレビCMのように、広告の内容を書く枠は決まっていません。

チラシは通常A4一枚に収めなければならないでしょうし、新聞広告はなおさら広告を書くスペースが小さくなります。

テレビCMは数秒から数十秒の中に納めなければなりません。それと比べて、ホームページは際限なくページを制作して、いくらでも詳細に商品の良さを伝えることができます。

 

制作したホームページで安心感のアピール

リラックスしてネットショッピングしてる女性と男性

商品を買ってもらうためには、お店の安心感を持ってもらうことが重要です。いくら商品の良さを説明して、どこよりも安いことを納得してもらっても、お店に対して不信感を持たれては、商品は売れません。

お客様に信頼してもらうためには、Q&Aなどをホームページで制作して、お客様が抱きそうな疑問に一つ一つお答えします。

そして、ホームページ内に経営理念のページを制作して示すことで、しっかりとした企業倫理を持っていることを感じてもらいます。さらに、経営者やスタッフなどの顔写真プロフィールをホームページ上で公開することで、お客様に親近感を持ってもらうと、ますます信頼性が高まるでしょう。

 

制作したホームページでお客様の不安を解消

Q&Aなどをホームページに設置して、お客様が不安を抱きそうなことに答えることで、信頼性を高めることができます。

例えば、洋服をインターネットで販売するホームページを制作したとします。

お客様は、「サイズが合わなかった場合、返品することは可能?」などといった疑問を持つかもしれません。こういう時は、制作したホームページ内で、あらかじめQ&Aで疑問の回答を用意することで、お客様からの安心感を得ることができます。

今まで一度も商品を買ったことのないホームページで、何か買い物をするということは不安なものです。不安に思って購入していなかった人が、潜在顧客の何割かを占めていたとしたら、非常にもったいないことです。

このような場合、ホームページ内でQ&Aのページを制作して回答を準備することで、多くのお客様を獲得できることになります。

経営理念を提示

経営理念会社のコンセプトを示すことで、お客様に安心感を持ってもらうことができます。

例えば、世界的に有名なtwitter社のtwitterの理念を見てみましょう。

「私たちは表現の自由を信じ、すべてのユーザーが、世界に影響を与える力を持っていると考えています」
「私たちは政治的活動および献金について透明性を保っています」

twitter社の理念を見ると、企業倫理の高さや、社会に対する責任感の高さがうかがえます。
このように、経営理念を示すことにより、企業の信頼感は高まります。
積極的に会社が持っている善意を示すことで、会社への信頼感が高まります。そうすることで、同時に商品への信頼性が高まり、積極的に商品を購入しれもらえるようになるわけです。

親近感の演出

ホームページの制作時に、会社の代表者やスタッフの、写真やプロフィールなどを入れると、親近感が湧いてイメージが良くなります。

例えば、あなたが一戸建の購入を考えていたとします。一戸建ては何千万円もします。そうなると、購入する不動産屋さんが本当に信用できるのか、ものすごく気になるところです。

このようなときに、不動産屋さんの社長さんやスタッフの顔写真・プロフィールなどがあると、大きな安心材料になるでしょう。

もちろん、安心してもらうためには、どのように写真を撮るか、どのようにプロフィールを書くかも重要になります。

写真で親近感をえるには、笑顔でニコニコした写真がいいでしょう。プロフィールも、具体的な趣味や興味などを書くことで、人間味が伝わります。そうすることで、親近感や愛着が湧き、お店への信頼性を高めることができるでしょう。

 

SEO(サーチエンジン最適化)対策

検索エンジンとSEO対策している人々

ホームページを制作する上で非常に重要な要素に、SEO対策があります。

SEOは、Search Engine Optimizationの略で、日本語に訳すと、検索エンジン最適化という意味になります。

SEO対策とは、簡単に言うと、Googleなどの検索エンジンで表示されやすくするように、制作時にホームページを調整することです。

これは、チラシやテレビCMなど、他の広告媒体にはない作業です。しかし、ホームページを立ち上げた場合には重要で、うまくやると飛躍的にアクセスが増え、大量に商品が売れる可能性があります。

SEO対策はGoogle対策

2018年4月現在、日本の検索エンジンシェアはStatCounterによると、Googleが70.45%、Yahooが24,26%、bingが4.48%になっています。ところが、第2位のYahooの検索エンジンのシステムはGoogleのものが使用されています。

このため、GoogleとYahooのシェアを足すと94.71%となり、ほとんどがGoogleの検索システムだと考えられるため、Googleに対する対策をすることになるわけです。

日本の検索エンジンマーケットシェア
日本の検索エンジンマーケットシェア(2017.04 – 2018.04)

制作したホームページがGoogleで上位に表示されるには

Googleで上位に表示されやすくするためにはどうすればいいか?それは、良質なコンテンツ(内容)のサイトをつくることです。

それでは、良質なコンテンツ(内容)とは何か?これが非常に難しい問題です。

実は、Google社が良質と判断するアルゴリズム自体が非公開で、Googleの関係者以外はだれもわかりません。

ただし、原則やガイドラインは公開されており、これらに従って制作することで、より上位の検索結果に表示されることになります。

Googleの検索の仕組みとして、考慮される要素が公開されています。

考慮される要素の例:

•ウェブサイトのコンテンツのデータ 鮮度
• 特定のサイトにリンクしている他の ウェブサイトの数とそのリンクの権限
•ウェブページ上の語句
• 検索キーワードの同義語
•スペルチェック
• サイト上のコンテンツの質
•ウェブページの URLとタイトル
• 最適な結果の種類は何か (ウェブページ、画像、動画、 ニュース記事、パーソナル検 索結果など)
•カスタマイズ
•そのユーザーとつながってい る人がすすめている結果

Googleは、200を超える要素から、ホームページを上位にランクインさせるかどうかを判断していると発言しています。

そのなかには、ページのコンテンツの質、情報の鮮度、バックリンク(その記事へのリンク)の数などが含まれます。

この中で最も重要なのは、作成するページのコンテンツ(内容)の質です。つまり、雑誌や新聞の記事などのように、中身があって、人が読んで得になる内容か、ということが最も重要な判断基準になっているということです。

しかし、実は、Googleはページのコンテンツの質を判断するときに、人間がその内容を読んで、いい内容だとかを判断しているのではありません。ほとんどコンピュータが判断しています。

ところが、いくらコンピュータとはいえ、人間と同じように、直接記事を読んで「素晴らしい記事だ」と言った判断は出来ないわけです。

このため、文章内のキーワードを分析したり、そのページに多くの人からリンクされているかなどを計測することで、間接的にページのコンテンツの質を測定しています。

このように、中身があって、だれもが読みたくなる記事であれば、多くの人がその記事を読みます。そして、ある人があなたの記事に魅力を感じ、その記事を元に記事を書きたいと思えば、あなたの書いた記事にリンクを張ることになります。

つまり、良質なコンテンツ(内容)は多くの人が読みたいものです。Googleはそれらを機械的に探し出し、検索上位に表示しています。

まとめ

ホームぺージを制作して、集客を成功させ、お客様に商品を買っていただいて、売り上げを上げるためには、安さのアピール安心感のアピール、そして、SEO対策が重要であることがお分かりいただけたと思います。

これらは、いままでの広告媒体である、チラシやテレビCMなどと同様であることもわかりました。そして、新たな要素として、SEO対策が必要であることもわかりました。

これらの基本に沿ってホームページを制作することによって、お客様に気持ちよく商品を購入いただき、長期的なお店や会社の発展が見込めるでしょう。

著者紹介

松川 幸一
ホームページズ沖縄 代表

沖縄県那覇市生まれ。ホームページ制作のエキスパート。興南高等学校卒業。京都コンピュータ学院卒業。京都大学院大学ウェブビジネス技術研究科修了。情報技術修士。石材関連会社で会計システム導入・ウェブ制作プロジェクトを推進。二児のパパ。趣味は読書とドライブ。


記事の著者